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アニメの話 (3)

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「戦姫絶唱シンフォギア」
現在第三部ですが第一部の一話を観た時は
すぐ切るつもりでした。が、大真面目にやると
お笑いになる、という妙な持ち味がここまで
視聴してきた理由。

第二部はちょっと「大真面目にがんばる方向」が
作品に合わなかったのか、微妙ではありましたが
現在の第三部は本来の持ち味を取り戻しつつあります。
若干ビッキーの言動に違和感ありますが
ぜひこのまま最後まで突っ走って欲しいです。


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「響け!ユーフォニアム」
ここで唐突に、ある人物「A君」の高校時代のお話。

A君の高校は何クラスも普通科がある中、1クラスだけ
絵と音楽に特化したクラスがあって普通科とシャッフル
できないから3年間ずっと同じメンツだったそうな。
A君は絵画コースだったんだけど2年中盤を過ぎた頃
先生が「自分の受かりたい美術大学の過去、入学試験に
受かった絵画を取り入れろ」と言い出し始めました。

要はパクれ、というものです。
受かる為の絵を描く、という考えがA君には納得
できなかったらしく何度も先生と口論になりデッサンの時間は
よく屋上でサボっていたそうな。

そして定期的に「デッサンコンクール」といって1年から3年の
3クラス合同で決められた時間内で描いたデッサンを校内の
アトリエにうまい順に貼り付けて寸評する、というのが
あったらしい。
当然3年が上位を占める訳ですがA君のデッサンは真ん中。
先生も最初は明るい口調だったのがだんだん辛口になります。
そしてA君の番が来ました。
「これはもう評価以前の問題です、絵に取り組む姿勢からして
話になりません」
こんな感じでサクっと次の絵に移ったとの事。
A君は「さっさとこの時間終われや」と心の中で呟いたのです。


そしてクラスのもう半分の音楽の連中はというと。
「3歳からヴァイオリンやピアノをやっていた」がデフォらしく
学校で練習は勿論、個人レッスンも夜遅くまでありました。
彼女らはもはや進む道を選ぶとか迷うとか、そういう次元では
なかった、そんな印象だったそうな。
また、普通科の部活動で「吹奏楽部」がありましたが
こちらはいわゆる普通の「部活」です。
別にこれで飯を食べていこうって訳じゃありません。
A君のクラスの音楽連中と比べられるモンじゃありませんでした。


どんな道でもそれで飯食っていくのなら、なるべく早い方がいい
とよく聞きますね。それは一切他を省いてそれだけに集中するけど
同時に他の道をポイしなければならないって事にもなります。
ましてや10代なら「突き詰めたとして実際どういった職につけるの?」
という不安と不満、恋だ愛だといったものにも関心は沸きますし
つい他に目移りするような物事がイッパイです。
更にそこまでやったとして描いていた未来になるか、というと
実際のトコロ可能性は極めて低い。残念ながら。
少し話が飛躍しますがその道でやっていくのに何が必要か、って
問いに「好きであること」と返したくなりますが 僕はこれは
違うと思っています。
「その道だけで食ってく覚悟があるか」だと思います。
「好き」なんてその道に特化した連中なら当たり前だからです。
「好きだ嫌いだ、才能が~」なんて口にしてる時点でまだ覚悟が
足らないのです。


何の話でしたっけ(
アニメに話を戻します。
前々から気になっていたのですがこの会社のアニメって
作画がブレないですよね。後頭部のボリュームをキッチリ描く
キャラ毎の目鼻立ちの違い、手足の特徴etc
現場ではっきりと描く際の「ルール」ってのがあってそれを
徹底しているのでしょうか。
どういう仕組みなんだろう。ちょっと興味ありますね。
観てて楽しかったキャラは「あすか副部長」さん。
皆がシィンとしてる時に舞い踊り周りが盛り上がっている時に
どこか違う方向へ向く。 自分の時間を他人の都合で削られるのが
超キライ。肝心なトコではおどけて本心を見せない。
「めっちゃB型じゃねぇか・・・・」 は、僕ですか?それは(略

あと個人的に「吹奏楽は管弦楽に比べて飽きやすい」と
感じるんですが劇中で演奏してた「RYDEEN」が聴きたくて
サントラを買ってみました。たまには吹奏楽もいいもんですね。















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「Gのレコンギスタ」
どう書こうか悩みましたが。
最初に言っておくと この作品
「ひっでぇ駄作」だと思います。
ブルーレイを買ってる自分でもさすがに以下の点は頂けない。

富野という人間が脚本を書く、コンテを切る
これはダメだってのは古くからのファンならよくご存知。
又この作品の脚本、コンテ、総監督を「70台のジジィ」が
独り(一人ではなく)でやっちまった事。
世に訴えたい事、若者に伝えたい事、一杯あったんでしょう。
でも26話でそれ全部突っ込んだら伝わるモンも伝わらない。
(そしてよぉ~く観れば全部伝わる、というオチ)

ダブル主人公の色というか味。
ベルリという少年が2015年の西暦に生きている僕らとは
違う価値観、世界で動いているんだ、と割り切って観れば
問題はないかも知れません。だけどこの少年に
視聴者がのめり込む為の導線が最初から最後まで用意されてなく
最後まで観てる側に「引っ掛かるモノ」が生まれてこない。
アイーダはもっと顕著でテヘ★ペロやってた頃はあざといながら
まだ「生身」を感じられましたが月へ行こう、って辺りから
おかしくなります。
「よし!月へ向かいましょう」
「よし!金星方面に向かいましょう」
「私は女として健康!」
「私の名を以って停戦を命じます!」
物語の展開を示すアイコンと化してしまい、後半はどんな
女の子だっけ?と忘れてしまう程。
視聴者としては「観てるコッチの意識をグイグイ引っ張って欲しかった」
て感じでしょうか。


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この「Gレコ」、人物も多いですがメカや地名、派閥、など
固有名詞をダイレクトに台詞に盛り込んであるせいで
観てて会話についていけません。
僕は当日2回、次回が始まる直前に1回と合計3回観てました。
これでようやく細かい部分へ意識を向ける事ができました。
1回だけでは「よくわからん内に終わった」となります。

ここ数年、アニメは「高校を舞台にした高校生が主人公の話」が
多いですね。 何故でしょう。
どんなメリットがあるか想像するに「大抵の人が通り過ぎた時間」
である事。つまり世界観の説明をしなくても良いとなります。
「高校生」というだけでなんとなく頭にイメージが勝手に沸きます。
同じ時間の同じ空間(学校)に同じ格好をした10代が集まるのに
理由がいりません。「女子高」といってしまえば男キャラを省けます。
更に「親は海外出張中」とすれば親子の様を描く必要もない。

いや。観てる側がそういう「周り」を要求していないから
この流れになったのかも知れません。ただそこに女の子の
形をしたモノがいれば、それでいいや!

「Gレコ」に限らずこのジジィの作るアニメはまず「知らない世界」を
構築するところから始まります。視聴者はそれを理解するところから
始めなければいけません。
これを面白いと取るか煩わしいと取るか。
折角知らない世界を作ってくれて見せてくれたのに「わからん」で
片付けるのは勿体無いと感じるのは僕だけでしょうか。



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良かった部分をちょこっとだけ挙げます。
「とても色彩豊かでした」
ありとあらゆる部分の色に意識を込めたと感じられるような
そんな「攻め」の配色でした。
どの色もネットリとして濃く鮮やかで正直、目がチカチカする程
でしたが贅沢な気分を味わえます。

「ビームサーベルの使い方」
ガンダムと名のつく作品に多くありがちなシーンに
「敵味方それぞれがビームサーベル振りかぶってバシィ!と
鍔迫り合い。そこから口喧嘩」というのがありますが
正直飽きてたんですね。
そこへきてこの「Gレコ」では薙ぐ!避ける!突き刺す!斬り上げる!
様々な使い方をしていました。
これは現場スタッフのチカラによるものかと。
日本刀ではなくビームの剣なのだからどの方向にも裂いても
敵は斬れるハズです。 Gセルフの突きから手首を返さずに
そのまま斬り上げ!が大好きです。

「3秒と静止しない」
良いか悪いか個々の判断によりますが個人的に、よくある
「静止画の口パクだけで台詞をダラダラ10秒以上言わせる」とか
観てて辛いものがあります。
が、「Gレコ」は止まりません。退屈じゃないんです。
僕にとってこれは大事な事です。





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好きなシーンでぼけっとしてるノレドにマニィが
「宇宙に出るとね、やる事がいっぱいあるんだよ!」ていうのが
あります。(画像はちょっと違うシーンですが)
うまく言えないのですが、こういうのが「リアルな描写」って
言うんじゃないでしょうか。


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あとこのシーン(笑
大気圏突入で味方がはぐれてしまった時。
艦長「副長!マスクのカバカーリーはどうなってる!?」
副長「映像に出します!」
艦長「よくわからんっ!」

この回、敵味方入り乱れて大気圏突入をしますが
視聴者には誰がどの辺でどうなってるの?と把握しにくい場面。
だったら艦長と副長の会話で観てるこちら側に
説明してくれるのかな?と思いきや「わからんっ!」ではコッチも
わからんわ!
台詞を「映像の説明」の為に使うのではなく、そのキャラの
その時の心境そのままに使う、観てて愉快です。





この「Gレコ」、実は話は単純なんですよね。
「知ってるだけ聞いただけ」というものを実際、目で見て
感じて理解しようってお話。
このまま埋もれさせるには何とも惜しいなあ。



おわり。

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時間は有限なり

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